素材について
漆の特徴や素材の違いなど
ご紹介
素材について
日本では古来より、天然の塗料として漆が使われてきました。
最近では、その安全性と使いやすさが見直されています。
何も塗装していないもので、本来の香りや木肌が魅力です。
しかし木や竹そのものは水を弾かないため、カビや水分、油分に弱く、変色しやすくなります。
白木に天然素材の漆を塗ることで、防水性、耐久性に優れ独特の風合いが生まれます。油分や汚れにも強く、優れた抗菌作用があります。特別なお手入れも必要なく、食器用洗剤で洗うことができます。
長く使って乾拭きを続けるうちに漆特有のツヤが増すので、使い込むほど愛着も増していきます。漆を使用する分お値段が高くなりますが、塗り直しなど丁寧に手入れをすれば何十年も使用することができます。また赤や黒など漆独特の深みのある色をつけることもできます。
漆はかぶれる?
漆というと「かぶれる」とイメージがありますが、完全に乾燥した漆塗りの製品ではかぶれる心配はありません。
(稀に体質的な事でかぶれることがございます)
人工の塗料ウレタン樹脂でコーティングしたもので、漆のように抗菌効果はありませんが、こちらも同じく取り扱いが容易なのと、クリアな木肌が魅力です。木の自然な風合いがお好みの方におすすめです。
当店では、食品衛生法適合のウレタン塗料を使用していますので安心してご使用ください。
難しいお手入れは必要なく日常的にお使いいただけますが、天然の木や竹のため、優しくお取り扱いしていただきたいです。
その一手間を楽しむつもりでお使い頂ければ幸いです。
◎使用後は柔らかいスポンジを使い、洗剤を使って洗った後、ふきんで水気を拭き取ることをおすすめします。